男性もぜひご注目を!関節の不調とコラーゲンのお話。


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コラーゲンは、誰もが知っている美容成分の代表格。しかし、決してそれだけではありません。人体を構成する全てのたんぱく質の30%を占め(コラーゲンもたんぱく質の一種です)、骨や血管、内臓などに広く分布しています。もちろん、質や量が低下すれば健康にも悪影響が出るでしょう。コラーゲンは、美容に気を配る女性だけのものではないのです。今回は、とある調査結果において男性の低いコラーゲン摂取意識が判明したことをきっかけに、関節痛にスポットを当ててお話ししていきます。

1. 関節痛に影響!?
男性のコラーゲン摂取意識の低さ。

ヘルスケア・スキンケア事業を展開するキューサイ株式会社さんが2016年7月に発表した調査データ(調査対象:30~60代の男女824名)によると、日常生活において「コラーゲンを積極的に摂取している」「時々摂取している」という男性はわずか13.8%しかいないそうです(女性は35.7%)。一方、この調査の別項目では「ひざなどの関節に不調を感じたことがある」という人が、全体の約4割もいるとのこと。多くの人が関節の問題を抱えているにも関わらず、関節痛に効果があるとされるコラーゲンの摂取については低い意識が浮き彫りになったのだとか。もちろん、コラーゲンと関節痛には密接な関係があります。まずは、コラーゲンと関節痛について解説していきましょう。

【データ出典:キューサイ「100歳まで楽しく歩こう課」調べ】

【関節の構造と関節痛について】

関節とは、骨と骨のつなぎ目の部分のこと。骨と骨が直接触れると互いの堅さですり減ってしまうため、接地面が再生能力を持つ軟骨でおおわれています。関節痛の主な原因は、この軟骨の機能低下。軟骨が変性して弾力を失ったり、軟骨が薄くなって骨と骨が直接ぶつかることで痛みを感じるのです。

【コラーゲンが関節痛に効果的な理由】

関節軟骨のほとんどは水分ですが、約20%がコラーゲンでできています。そのため、軟骨の再生にコラーゲンは欠かせません。しかし、体内でのコラーゲン生成は加齢によって衰えていくもの。そこで、外部からのコラーゲン補給が重要になってくるというわけです。ちなみに、病気や怪我が原因の関節痛はコラーゲンを補給しても改善するとは限りません。

【まだ関節痛を意識していない方の予防にも】

関節痛をやわらげる多くのサプリメントに配合されているコラーゲン。関節痛に悩む患者さんにコラーゲンを摂取させた結果、機能が改善・痛みが軽減したというデータが多数あります。また、軟骨細胞の変性を遅らせたり、老化を予防できることも分かっているため、まだ関節痛に無縁な皆さんも今から積極的にコラーゲンを増やしましょう。

2.コラーゲンの効率的に増加させる方法。

コラーゲンが影響を与える部位は関節に限らず、肌、骨、靭帯、腱、血管、内臓、爪、髪など実に様々です。そのため、体内のコラーゲン量を増やすことは健康にとって非常に良いことだと言えるでしょう。しかし、一方でそれは簡単なことではありません。単純にコラーゲンを摂取しても、体内で吸収する際にアミノ酸にまで分解されるため、再びコラーゲンとして生成されるとは限らないからです。ここでは、コラーゲン摂取の方法についてご説明していきましょう。

【食品による摂取】

コラーゲンを多く含む食品は、牛筋や手羽先、ふかひれ、ハモの皮、ウナギなどが挙げら れます。ただしこれらの食材は脂肪を含むことが多く、1日に必要な摂取量の目安である5000mgのコラーゲンを確保すると大幅なカロリーオーバーになることも。また、前述の通り摂取したコラーゲンが体内で再びコラーゲンとして生成される保証はありません。身体の中でコラーゲンを作るための材料を確保するという観点では有効ですが、食事だけで十分なコラーゲンを増やすのは難しいと言えるでしょう。

【サプリメントによる摂取】

カロリーの心配をせずに必要なコラーゲン量を確保できるのが、サプリメントの魅力。吸収の際に分解されるのは食品と同じですが、既に低分子化されているコラーゲンを配合しているものも多く、それらが刺激となって体内のコラーゲン生成を促すという研究データもあります。また、ビタミンCなどコラーゲン生成に欠かせない成分を含んでいる商品も多数。いずれにせよ、食品よりも効率的な摂取が可能です。

【コラーゲンマシンによる体内生成】

コラーゲンマシンは、可視光線を照射することで真皮の繊維芽細胞を刺激し、体内でのコラーゲン生成を促す美容機器。関節のコラーゲンを直接増やすものではありませんが、他部位のコラーゲンが潤っていれば摂取したコラーゲンの材料を必要な部位に回すことができます。補助的な役割としては大きな力を発揮するでしょう。また、全身のコラーゲン生成を刺激するため、髪の健康も促進することが可能です。薄毛が気になる男性は、勇気を出してエステサロンに行ってみてはいかがでしょう?

(まとめ)

これまでコラーゲンを意識していこなかった皆さん、その重要さを少しでも感じていただけたでしょうか?今回は関節痛を主軸にしたお話でしたが、それは血管でも内臓でも骨でも同じです。美容面はもちろん、健康面においてもコラーゲンはとても重要な成分だと言えるでしょう。男性の皆さんも、ぜひ意識して日々をお過ごしください。